美しい恋になるのか。

最上級のFighting Manに2015年に出会ってからのこと。

映画「ピンクとグレー」を観てから原作の小説も読むことを、もーれつにお勧めしたい理由

 

映画『ピンクとグレー』を観てから1日たち、原作である加藤シゲアキ著の小説『ピンクとグレー』を読みました。土曜日に映画、日曜日に原作小説。久しぶりにこんなに泣いたせいで眉間がすっごく痛いのとすっごく具合が悪いのとのどがカラッカラでした。これは原作読んだ後の症状です。3連休感情をものすごく動かされていそがしかった。このピンクとグレーにものすごく体をゆすられたそんな3連休でした。(もう先週の事)

 

 

さて、私はですね、このブログをとある目的のために書いています。

数か月前から決めていたことがありました。

簡潔に書くと、この「ピンクとグレー」を小説は未読で映画から観た人に、そのあと原作を読むとどうなのか?!映画⇒小説の順でもおもしろいのか?!という1点についてのみを、実体験を通して書いていこうという、私的完全に自己満の販促活動を、数か月前からしたかったわけなんですよ。

 

 

なぜか?

 

 

私が新規のNEWSファンだからです。(ドヤァァァァ)

 

 

数か月前に映画「ピンクとグレー」のキャストが発表されたときについったーのTLがにぎわっていました。どうやら意外なキャスティングだったのか皆さんわいてたんですよね。私はNEWSの過去のライブは見ていましたがシゲさんの小説はまだ手を出していなくて、ん?ごっちって誰?っていうところでした。

映画化にあたり、小説を読まれた方のワクワクを観ていると、今すぐにでも読んでみたくなりました。でもそんな時に「小説読まずに映画観れる人うらやましいなー」ってつぶやきを見つけたんです。

私の事じゃないかと思って、今すぐにでも本屋に行きたいところだったのですけど、どうしてそう思われるのか尋ねてですね、、、少しお話してるうちに、さっき書いた自己満の販促活動を思いついて。シゲさんの小説のすばらしさを語るのに、私の語法力と文学的才能では適任ではないと重々承知しております。 

でもでも、「ピンクとグレー」という作品に、映画から入り、そのあとで原作の小説を見て楽しめたかどうかを書くことであれば、私にもできるのではないかと思って、なんなら小説を読んでないという立ち位置が新規だからこそなわけで、私にしかできないかもしれない!なんて勝手に使命感にもえて、ずっと温め続けたこの計画を今実行に移しているわけです!やらないなんてないから!!!!ってことでさっそく本題に入りますね。

 

 

 

Q.映画「ピンクとグレー」を観た後に、小説「ピンクとグレー」を読んでも楽しめるのか?

 

 

 

 

こたえは、

 

 

 

 

 

 

 

とってもたのしめます!!!!

 

 

 

 

 

 

もう私は、本当に映画を見てから小説読んでよかったなと思っています。

 

 

「ピンクとグレー」は映画⇒小説の順、すっごいアリだと思います!おすすめしたいほどに!まだどちらも見たことがない方がいらっしゃれば、まず映画を観て、それから小説の世界に…という順をおすすめしたいなと思います。個人的に。

 

もちろん原作を読んでから映画でもまた違うたのしみがあるのだと思います。それこそ、シゲさんが小説を書くに至ったヒストリーをリアルタイムで見ていた方からすると、あの作品がスクリーンの中に、という感動もあるだろうし、原作とは違った映画ならではの見せ方を楽しめるのだろうとも思います。

でも私は原作を読まずに映画を観るという道を選んだのでひとつの見解しか述べられませんが、他と比べていい悪いではありませんのでそれだけ書いておきますね。(今回の記事すべてあくまで私個人の主観です。)

 

※以下、ネタバレしないように書いていこうと思いますが、ニュアンスで伝わる部分もあるかもしれませんので、絶対に何が何でもネタバレは嫌だと思われる方はこの先進まないようにお願いします。

また、今回の記事は映画は見たけど原作はまだの方に向けて書こうと思っていたのですが、どちらもまだという方にも読んでもらえて、作品にふれてもらえたらうれしいなと思い、映画もネタバレしないように書いてみました。ただ、映画については、公式に出ているあらすじや、事前にキャストさんが番宣で話していた内容、あと予告で流れていたシーンについては少しだけ文字にしています。ご了承のうえ読んでいただけると嬉しいです

 

 

 

 

 

 

 

まず、映画の「ピンクとグレー」。

公開初日の朝イチに観てきました。

内容も映画のフライヤーに書いてある程度、キャストさんが番宣で話す程度しか知らずに着席しました。原作も読んでないから62分後の大きな仕掛けというのも全く何の見当もつかずにただドキドキワクワクして館内が暗くなるのを待っていました。

暗くなって、映画が始まって、少ししてから画面に出たタイトルの「ピンクとグレー」の字体とかピンクの部分が色づいていくところとその時の音がすごくきれいだなぁ。あぁ映画だなぁって漠然と思っていました。

 

 

ごっちとりばちゃん。

2人が家を出て、おはよーって言って、それぞれにチャリを漕いで川沿いをくだらない話をしながら学校にいくあのシーン。サリーにもさわやかにおはようが言えるごっちと、意識しすぎて目を合わせることすらままならないりばちゃん。

あの通学シーンだけでエンドレスに観てられるなと思うくらい、とってもとっても素敵で好きなシーンでした。

あの時の2人のはしゃいだ顔はすっごく印象的だったなぁ。映画の中でもすごく好きなシーンです。

 

 

それで、成長と共に徐々にそんなただの「仲良し」ではいられなくなっていく2人。

ごっちの、いわゆる成功は止まらなくて、だけどもりばちゃんは進めなくて2人の距離はひらいていく。そんな切ない中盤。なんとも言えない中盤。菅田将暉君演じるりばちゃんの、立ち止まったまま動けない、どこに行けば何をすればいいか分からない感がはんぱなく伝わってきて、中島裕翔くん演じるごっちのポーカーフェイスがよけいに二人の差を物語ってた中盤。

 

 

 

そして62分後に世界が変わった。

映画の宣伝でもかなり煽っていた世界が変わる仕掛け。

この演出に関しては、原作を読んでないからこそ、おおいに楽しませてもらいました。

ハッとして、思わず時計を確認したらちょうど1時間後くらいだったから、あぁこれかと。

まだ頭がこの展開についていけてなくて、えっ?えっ?ってなりつつも、この裏切られた感がすでにたのしくて、なにこの映画すごい!って思いながら観ていました。

 

 

 

 

 

 

はぁ、すごい映画でした。

そして帰ってから翌日に原作の小説を読み始めました。

一番分かりやすいと思うので深夜のリアルタイムのつぶやきを貼りますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とにかく。

映画を観てから小説を読んでいちばん思ったことは、

 

 

 

 

 

ごっちーーーーーー!ごっちーーーーーーーー!うおぉぉぉぉぉぉん!!ごっちーーーーーーー!りばちゃーーーーん!でもやっぱりごっちーーーーーーー!( ノД`)( ノД`)( ノД`)( ノД`)

 

 

 

 

でした。(←伝わるか)

 

 

 

 

つぶやいた通り、映画をみて、くみ取ることが出来なかったごっちの思いが、ごっちのりばちゃんへの思いが、小説にはあったんです。もちろんりばちゃんもね。

それが映画を観た後にぜひ原作を読むことをお勧めしたい一番の理由です。

 

 

ごっち。。。。ごっち。。。。りばちゃん。。。。ごっち。。。。読み終わった後、私の頭の中ずっとそんなかんじでした。

 

 

ごっちがなぜ死を選んだのか。その理由も、映画の後に小説を読むと、なるほどと思う部分があると思います。

映画を観た時に隣の席に女子高生と思われるかわいらしい二人組の女の子がいてですね。エンドロールが終わって明るくなって席を立つ時に、「なんか難しかったね」って言ってたんですよ。

その時に、確かにね、明確な分かりやすい映画ではなかったかもしれないなぁと思いつつ、私はお嬢さんよりは少し(だいぶだろ←)長く生きてるから割と分かったよ…と心で思ったんですよね。でもね、まだまだ知らないごっちとりばちゃんが小説にはいた。

きっと隣の席の女の子みたいに、映画はたのしめたけど少し心に「?」が浮かんでいる人にも、映画の後の小説はいいと思うんですよね。

映画でくみとれなかった二人のお互いへの思いが、原作の小説にはあって、映画を観た後にそれを知るっていうこの流れ、私的にはとてもとてもよかったです。しかし泣いたわーーーー。

私は映画観た翌日に原作だったので感情高ぶりまくっていたので涙腺がやばかったですね。

 

 

 

それと、映画を観た方に小説をおすすめしたいもう一つの理由があります。

これは限られた一部の方に向けてかもしれないけど、私はこの手法で2度も3度も「ピンクとグレー」が楽しかったので記しておきますね。(ネタバレ気をつけましたが、完璧ではないと思うので自己判断で読んでくださいね)

 

 

62分までも、62分からも、最初から最後まですんごくたのしかったわけです。映画「ピンクとグレー」は。そして、やっと原作を読めるわぁぁーーーと喜々として小説の方の「ピンクとグレー」を手に取ったのですけど。私、映画を観てから自宅に帰るまでに、考えていたことがあって。

 

 

映画「ピンクとグレー」は、開始62分後に世界が変わった。

 

 

 

だけど。

だけども。

 

 

 

もし世界が変わらなかったらどうなってたんだろう?

 

 

 

62分後に世界が変わらなかっその先が見てみたいな、と。

 

 

 

大きな仕掛けありきの映画で本当に楽しかったし大大大満足なわけですよ。

でもね、私世界が変わらなかったその先見てみたくなったんです。

そこで!

ふと思いついて小説にその思いをぶつけることにしました!

 

 

 

 

映画⇒小説の場合だと、文字を読んでいる時に映画のシーンが自然と頭にうかんでくると思うんです。

私はそれを意識的に、おおいに利用して、原作の「ピンクとグレー」を読む時に、ごっちとりばちゃんの青春時代から、大人になって離れていくまで、そしてごっちが死んで、それからのりばちゃんまで。加藤シゲアキさんが書いた「ピンクとグレー」の世界を、その言葉の世界観を、前日に映画を観てから頭の中にずっといる中島&菅田の両名を思い浮かべながら、たくさんの映像を頭の中で反芻しながら読み進めていきました。あえて、そうするという。

 

 

 

 

そしたらこれが、本当によくて。

(試みた自分GJ★)

 

 

 

映画と小説は大きく違う「ピンクとグレー」だけど、自分の頭の中でいいかんじに混ぜて、シゲさんの綴る言葉と、スクリーンで観たごっちとりばちゃんが、本当にいいかんじに混ざった私の「ピンクとグレー」が思いがけず出来上がって、どれだけ「ピンクとグレー」の世界にいたいんだろうな自分ってかんじなんだけど、もう本当に「ピンクとグレー」すごい!っていう結論でした。

映像が浮かびすぎて苦しすぎて目がボクサーかってくらい腫れたけども。いろんな感情があふれて本当に体に異変が起きそうだったけども。

そして、映画を観てから小説を読むと、今度はまたもう一度映画が観たくなるんですよね。そんなループにはまりそうです。ひとまずもう一回は映画館に行くことに決めています。この映画、2回見たくなりますよね。

 

あ、でも私はこんな気持ちも含みつつ小説読みましたけど、あえてフラットに読むもよし、世界が変わった映画の世界をそこに見るもよし、と、自分で楽しめるように小説を開くといいと思います。映画の後の原作、いいです。おいしい。

 

そして、62分後の衝撃ではないけれども、映画観てから小説読むと、ひとつだけ、そこそこ大きな驚きがあると思います。それもぜひ確かめてほしいな、と。

#でも驚く案件じゃなかったらどうしよう#いや、私は確実に声をあげてうなった#なるほどねーーー!って言うたがな#マイノリティではないと思う#小説からの方は何か分かりますか?#自分で作った仕掛けでもないのにドヤる新規#さーせん#このハッシュタグシゲさんのまねです#シゲさんのブログおもしろいですよ#くわしくはジャニーズウェブ#有料#だがもとはとれる#裕翔くんもいるお 

 

 

 

映画「ピンクとグレー」は、観た人のお口にチャックがつくような映画です。

絶対にネタバレしてはならないと気が引き締まる映画です(笑)

私は今回、映画から入った人にもシゲさんの小説をすすめられたらなぁと思って、この記事を書こうと決めていたんですけど、ネタバレなしに書くのは難しいですね。もう少ししたらぶわーーーーっと思ったままに書きたいし、コメントなどで他の人の感想も聞いてみたいなと思います。本当に語り合いたくなる映画ですし、その後の小説も同じです。

 

 

そしてまとめになりますが、

例えば主演の中島裕翔くんのファンの方だったり、菅田君だったり、原作を通らずに映画の「ピンクとグレー」を観た方がいらっしゃったら、これまで書いてきたような理由から、映画の後の原作、非常に非常におすすめです。

ごっちとりばちゃんの思いがいっぱいいっぱい詰まっています。切ないほどに。それを受け取ることで、映画のあの世界がより一層深みをましていくような、そんな感覚です。いい映画観せてもらったし、いい小説読ませてもらった、1月の3連休。感情が揺さぶられすぎていそがしかったです。が、こんなに素敵な作品に振り回されるの嫌いじゃなかったよ、と。

 

 

 

 

最後に。私はNEWSのファンになって間もないから加藤シゲアキさんが加藤成亮だった頃をリアルタイムで知りません。

でも昔のインタビュー読んでいく中で、どうして名前をシゲアキにしたのかを知り。この「ピンクとグレー」をグループを守るために書き上げて、発売されることが決まって、その時に思ったことが「間に合わなかった。」だったと知って。

加藤シゲアキ著「ピンクとグレー」は、作品として素晴らしいですが、それを書いたシゲアキさんのストーリーも小説になるくらいのものだから、もしこの「ピンクとグレー」をきっかけにそんなノンフィクションな物語が知りたくなった方がいたら、是非、昔のシゲさんのことググってみてほしいです。デビューの時や6人の時の成亮さんのこと知ってみてください。

私がここに書けばいい話なのですが、、、なんだかね、私にはとても書けないのですよ。

それにラジオでシゲさんが、リスナーからの質問に「ググれよ」って返してたから(笑)ぜひググってください。

 

 

 

 

そういえば映画の隣の席のJKちゃんが、「難しかった」と言った後に、「菅田将暉ちょーかっこいい」と棒読み口調で言ってんだ。もうね、心の中で静かに頷きましたよね。

この映画の菅田将暉を、かっこいいの一言で片づけてはならないのだけれども、彼がりばちゃんであったことが、「ピンクとグレー」(小説&映画)の大きな追い風なのではないかと思います。

そして映画を観た後、この余韻にぴったりの音楽が聞きたくなって、何を聞こうかな…と思う私の隣で、ダンナがささっとモニターにtouchして帰りの車中で流したのがNEWSの「ANTHEM」からのHey!Say!JUMPの「ウィークエンダ―」でめっちゃあげあげだったことをご報告して今回の記事は結びでございます。私のダンナはぶれない。

(NEWSの「ヒカリノシズク/touch」は1月20日発売だよ)

 

 

 

次は、今回と同じ趣旨で、映画の感想ネタバレありで書きたいと思います。

もう少しわかりやすくお勧めできそうな気がするな。

 

この冬、ピンクとグレーの世界、私ももう少したのしみたいと思います。 

 

お読みいただきありがとうございました。